日々の甲虫雑感(2001年 8月・下旬)

台風

8月下旬から9月にかけては「台風シーズン」。

現在も日本列島を大型の台風11号が直撃している最中であり、各地で猛威を振るっているようだ。

今後もいくつかの台風が発生するかも知れないが、とにもかくにも大きな被害が出ないことを祈るばかりである。


2001.08.21 (Tue)

● 採集してません

台風が接近しているため、本日の採集は休むことにした。

台風一過の青空が待ち遠しい。


2001.08.22 (Wed)

● 不具合?

ここのところ、もしかしたら接続が重い状態(特に初回アクセス時)になっているかも知れない。

近日中にサーバをチェックする予定です。


2001.08.23 (Thu)

● 少年時の採集記録

先日、ミンミンゼミの話を日記に書いたが、今日は少年時代の主立った採集記録(と言ってもしょぼいが...)を記憶を頼りに書き出してみたい。

以下はいずれも20数年前の夏、東京都渋谷区代々木公園における記録である。

半翅目:セミ、カメムシの仲間
1.ニイニイゼミ
2.アブラゼミ
3.ミンミンゼミ
4.ツクツクボウシ
5.ヒグラシ
6.クマゼミ(鳴き声のみ)

膜翅目:ハチ、アブの仲間
1.オオスズメバチ
2.キイロスズメバチ
3.クロスズメバチ
4.クマバチ
5.クロマルハナバチ
6.キアシナガバチ

鞘翅目:甲虫類
1.カナブン
2.コフキコガネ
3.コクワガタ
4.ノコギリクワガタ
5.ゴマダラカミキリ
6.アカハナカミキリ(疑)
7.ノコギリカミキリ
8.ハイイロゲンゴロウ
9.キベリマメゲンゴロウ
10.ヤマトタマムシ

ぐらいかな、思い出せるのは...。

理由はわからないが、当時のメインターゲットはセミであった。クマゼミは関東では珍しい種だが、虫友とともに鳴いている木まで突き止めた記憶がある。しかしながら、高所にとまっていたため、子供の私達には手も足も出なかった...。

もう時効なので一応書いておくが、ハチに関しては、針を引っこ抜いてから胴体に糸を結びつけて飛ばしていた...。そういう遊びが一部で流行っていたと思う。

また、あんな都会のど真ん中でノコギリクワガタ(原歯型)やヤマトタマムシが採れたのも、今から思えばラッキーだったのかもしれない。

いずれにしても、結果として、その後の人生に大いなる影響を与えた時代と言えるだろう。

懐かしい...。


2001.08.24 (Fri)

● 原因不明

サーバレスポンスの鈍化を解消するため、本日サーバマシン&ソフトのリスタートを行なった。

しかしながら、症状はまったく改善されず...。

従って、サーバマシン自体に原因があるのではなく、ネットのどこかにボトルネックとなっている個所があるのかもしれない。

というわけで、しばらくはこの状況が続く可能性があります。

申し訳けございません。


2001.08.25 (Sat)

● エゾトラカミキリ [ Oligoenoplus rosti rosti PIC, 1911 ]

昨晩、2001年以前の採集標本をチェックしていたところ、ホソトラカミキリに混じって、上翅の紋様が異なる1頭を発見した。

これがそのトラカミキリ。

ラベルを見ると、2000.06.20 福島県南会津郡舘岩村とある。

早速、大図鑑を参照してみると、なんと!、「エゾトラカミキリ」ではないか。

今季にぜひ採りたいと思っていたトラカミキリの一つであったが、すでに採集していたとは気づかなかった。

さらに、念のため検索図説によっても調べてみることにした。

図説によると、上翅の紋で同定するのではなく、形態的な特徴だけで種がほぼ確定してしまうことが分かった。

以下に代表的な特徴を箇条書きにして挙げてみたいと思う。

1.前胸背に紋がない。

2.上翅は小循板両側に小隆起があるが、コブ状に突出しない(矢印)。

3.触角第3節端内角は刺状(矢印)。

4.触角第4節端内角は歯状に角張る(矢印)。


触角部に関しては、参考までにアップ写真を掲載する。

「似たような種類はとりあえず採っておく」多くのムシ屋がそう語るが、今回はまさにその良い例であったと言える。


2001.08.26 (Sun)

● 銭湯

本日は超久々に地元の銭湯へ行ってみた(自宅の風呂が壊れたわけではなく、単なる気まぐれ)。

小学生の時分は友人と何度も行ったことがあったが、この歳になって行くのは初めてかもしれない。

その頃は銭湯の湯船がたいそう広く感じたが、今となってはこんなに小さかったかな?、と思う程度...。まあ、体が大きくなったこと、そして採集時に各地の温泉でもっと広い風呂に入っているのだからそんなものか。

しかし、「銭湯独特の臭い」は変わらずに残っており、それが妙に懐かしさをそそった。

銭湯もたまにはいいものである。

ちなみに、料金は大人400円とけっこう高い。


2001.08.27 (Mon)

● 秋の雰囲気

そういえば、ここのところ急にコオロギの鳴き声が耳につくようになった。

きっと、もっと前から鳴き始めていたのだろうが、ほとんど耳に入らなかった音である。

日照時間も目に見えて短くなり、いよいよ秋の雰囲気が漂ってきた。

紅葉、そしてキノコなどの山の幸がいまから楽しみである。


2001.08.28 (Tue)
● 茨城産カミキリ、ひたすら下見編

秋のカミキリ採集へ向けての下見、第2弾。

今回はアカマツ林を求めて出撃した。

植生を参考にして適当に選んだ場所なのだが、果たして獲物はいるのだろうか?

採集記 → 『ここ

アップが少々遅れたことをお詫びいたします。


2001.08.29 (Wed)

● CGI

現在、自分のサイトにある仕掛けをしたくて、CGIの作成に挑戦している。

と言っても、私が一から作るわけではなく、ネット上で公開されているUNIX用のソースなどを元にした移植作業だ。

Perlという言語を使っているのだが、これがなかなか素人には難解な言語で、四苦八苦している次第である。

というわけで、いつ完成するか分からないが、これが実装されればかなり便利になると思うので頑張るつもりだ。


2001.08.30 (Thu)

● 8月も終わり... 

早いもので、8月もあと2日しか残っていない。

だんだん目標とするターゲットの選択肢も狭まり、虫採りにおいては、ちょっと寂しい季節へ突入してしまう。

来年は是非とも、例年どうりの「普通の夏」が来てほしいものである。


2001.08.31 (Fri)
● 栃木県にて、あっけなく「ノトリナ」をゲット

出向の帰りに、ノトリナ(ケブカヒラタカミキリ)の生息を確認したく、アカマツ林のあるポイント(本種未記録地)へ寄ってみることにした。

ただ、本日は朝から雨模様であり、まさか採集をすると思わなかったので、デジカメを忘れてしまった...。

というわけで、日記として簡単に書きたいと思う。

ポイントへ到着すると、記憶通りに多数のアカマツを発見することができた。それらを順に見ていく。

すると、一抱えできるほどの太さのアカマツ樹幹に、数頭のカミキリらしき小さな甲虫が徘徊しているではないか。

もしや!

そのうちの1頭を捕らえてみる。

っしゃ〜!!

ノトリナじゃん!

この木は当たりのようで、次々と見つけることができた。

帰宅後に撮影したもの →


うれしいものの、正直呆気ない...。

あっという間に飽きてしまった...。

火曜日にあれだけ駆けずり回ったのは何だったのだろうか。

[ Nothorhina punctata (FABRICIUS, 1798) ]

他のアカマツにも本種が多数みられたが、トータル5頭採集したところでやめてしまった。

いるところには、本当にたくさんいるものだ。

生態写真も撮りたいので、次回はホームグラウンドにてチャレンジしてみたい。

ちなみに、このカミキリの第一印象は、やはり「地味」であった...。


★★ 採集成績 ★★

ケブカヒラタカミキリ  5 exs.
[ Nothorhina punctata (FABRICIUS, 1798) ]


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