日々の甲虫雑感(2001年 6月・下旬)

獲物を見つけた瞬間

ここまで短いながらも甲虫を採集してきて、ふと気がついたことがある。

それは何かというと、獲物を見つけた瞬間の「ハッとする感覚を抱く対象の違い」だ。

私の採集記の中では、「っしゃ〜〜!」「おおおっ!」「うおおおっ!」「むむむ」など、クワガタでもカミキリでも同じような表現を用いているが、その「ハッと」する対象は明らかに異なっている。

例えば中型〜大型のクワガタの場合、その重量感あるいは大アゴの威圧感に、同じクワガタでも小型種の場合は上翅の煌めきに「ハッと」していると思う。

そして、最近力を入れているカミキリの場合は、す〜〜っとしなやかに伸びる2本の触角、あるいは上翅の美しい紋様に「ハッと」していることは間違いない。

いずれにしても、それぞれの甲虫が持つシンボリックな部分を、無意識のうちにパターン認識しているようである。

でも、タマムシの場合はどこに「ハッと」しているのだろうか?、その独特な目?

オサムシ、ゴミムシ、シデムシなどは?

う〜〜ん、つまらないことかもしれないが、興味は尽きない。


2001.06.21 (Thu)

● ヒシカミキリ

採集記にて同定をお願いしていた奈良県採集の「謎の甲虫」が判明した。

結局、カミキリムシであり、「ヒシカミキリ」という種類であった。

採集記をアップしたその日にメールをいただくことができ、その素早いレスポンスには本当に感激した。

ありがとうございました、深謝いたします。

[ Microlera ptinoides BATES, 1873 ]


2001.06.22 (Fri)

● 迷い道@大阪

採集記に書きそこなったが、実は大阪駅へ帰る際、道に迷ってしまった。

全く地理感がないので仕方ないこととは思うが、なかなか大阪駅へ辿り着けなかったのである。

梅田、道頓堀、堺、中の島、難波、大阪城、御堂筋など生半可に知っている地名や道路名が表示されているため、それを頼ろうとも思ったのだが、それらが互いにどう位置しているのかが分からず、余計迷うことに...。

全面一通の大通りも多く、さらに渋滞も相俟って二進も三進もいかない。

結局、同じエリアをグルグル回った挙げ句、なんとか抜け出すことには成功した。

面倒でも、大阪の地図は買っておくべきだった...。


2001.06.23 (Sat)

● 行くべきか、行かざるべきか... 

天気予報によれば、日曜日は梅雨の晴れ間となるらしい。

採集予定をまったく入れていなかったのだが、にわかに「うずうず」としてきた。

う〜〜ん、どうしよう....?


2001.06.24 (Sun)

● 福島産カミキリ、雨上がりはムシの楽園編

衝動を抑えきれず、結局行ってしまった...。

午前中こそ雨の影響をもろに受けたが、一転、午後は青空が見えるまでに回復。

さあ、結果や如何に?

採集記 → 『ここ


2001.06.25 (Mon)

● 灯火採集@茨城

6月も下旬となり、やっとクロカミキリが飛んでくるようになった。

今季の初採集なので、超普通種だが紹介しておく。

せわしく動き回るため、なかなか良い写真が撮れなかった...。

[ Spondylis buprestoides (LINNAEUS, 1758) ]

他は、コクワガタが2♂♂1♀といったところである。

気温26.2度、湿度67%、ほぼ無風状態であった。


2001.06.26 (Tue)

● 茨城産カミキリ、超ミニ採集編

真夏日の昼下がり、1時間だけ採集してきた。

採集記 → 『ここ


2001.06.27 (Wed)

● オオハマウド

先週末の南会津採集行にて種類不明であった植物が判明した。

図鑑と照合した結果、オオハマウドというセリ科(ハマウド属)が最も当てはまる。

近畿以北に分布し、山の沢沿いに生える仲間だそうだ。

葉は写真のように分葉している。

ちなみに、ただのハマウドは浜辺に生える植物とのこと。
採集記 → 『ここ


2001.06.28 (Thu)

● ナナフシ

そういえば、先日、ナナフシを発見した。

思わず頭部の写真を撮ってしまったのだが、けっこう不気味...。


2001.06.29 (Fri)

● 栃木産カミキリ、超ミニ採集編

仕事帰りにちょっとだけ...。

採集記 → 『ここ


2001.06.30 (Sat)

● 千葉県

本日は職場のパーティーがあるため、夕方、千葉県へ出かけることとなった。

当然ながら、その帰りは相棒と街灯回りをすることに。まあ、いつものパターンである。

ところが、雨も止んでおり気温も23度と申し分ない条件なのだが、どういうわけかムシが少ない...。蛾1匹飛んでいないではないか。

結局、カブちんとコクワ1♂を見かけただけで敢え無く終了。

と、諦めムードで立ち寄ったコンビニにて、思い掛けない獲物が...。

やった!!、アオスジカミキリじゃないか。

背中に走る青いラインがとても美しいカミキリである。

かねてから採りたかった種類だ。

[ Xystrocera globosa (OLIVER, 1795) ]

コンビニの入り口にあった「ファイナルファンタジー」の広告にとまっていたのである。

スクエア恐るべし...。


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