2001年度 採集記(茨城県 カミキリ編 -15-)

既存ポイントの植生再確認

さあ、久々の採集だ。

ここしばらくは、台風や体調不良で採集から遠ざかっていただけに、今日はゆっくりとフィールドにて羽を伸ばしたいところである。

ところが、先週は丸々採集抜きの夏休みをとっていたため、この期に及んで次のターゲットのことをまったく考えていないということに気がついた。

う〜〜ん、どうしよう。

まあ、闇雲に悩んでも仕方がないか...。

とりあえず、今まで訪れたポイントの植生を再確認する方向で出かけようかな、ということにした(ちょっと苦肉の策...)。

何か一つでもいいから、新たな発見があればラッキーだ。



2001.09.18 (Tue)

茨城県 某所

   天気:曇り時々晴れ
   気温:26.7 度
   湿度:65 %
   風力:1(微風)
茨城産カミキリ、おおお!、オオトラ?編

● すっかり秋の気配

天気予報によると、本日は「気持ちの良い秋晴れ」になると言っていたが、ポイント付近はどんよりと曇っている。

あまり陽射しは差し込まず、秋晴れとはほど遠い印象だ。

さて、まずは駄目元で道中の材置き場などを見ていこう。

これは炭焼き釜の近くに積み上げてある薪。

何か甲虫がいないか観察してみるも、「し〜〜ん」としていて何もいない...。

シーズン中には、エグリトラカミキリやキスジトラカミキリなど、何かしらはいたポイントなのだが、すっかり終わっているようだ。

目に付くのは、バッタ、コオロギ、ハチ、トンボ、アリ....。

う〜〜ん、秋の気配を感じる。

というわけで、早々に立ち去る。

さて、今回の目標はこのエリア付近の植生を再確認するということだが、甲虫の写真がまったくないのも申し訳ないので、アカアシやヒメオオの探索も少々行なおうと思う。


● ヤナギ

昨年のこの時期、ヤナギの群生地帯をいくつか発見し、そこそこ多数のアカアシを採集している。さらにはマル秘ポイントにて、ヒメオオも1♂得ることができた。

まずは、これらのポイントを流してみることにしよう。

先日の台風の影響で、所々で木が倒れたり、落石があったり、崖が崩れたりしている。

相当の威力があったことが窺われる。

アカアシポイントに到着したが、数本の太いヤナギが伐採されているようだ。

伐採の理由は判らないが、とりあえず残ったヤナギを見上げる。

しかし、葉が覆い茂りよく見えない...。

仕方ないので、幹へ挨拶代わりのライダーキックを1発喰らわす。

すると、「パチっ、パチっ」と上から黒い物体が落ちてきた。

一蹴りの成果。

ちゃんとアカアシはいるようだ。

こいつらをリリースして、次のポイントへ向かう。

ここは林道沿いにヤナギが群生しているポイント。

昨年、大量のアカアシの発生を確認できた場所だ。

何気なくヤナギを眺めていると...。


いた!

ここにも。
というわけで、目に付いたクワガタを次々とネットに収めていく。

ほんの2〜3分で...。

あ〜さん風に →

キリがないので、アカアシはこの辺にしておこう。

ここを後にし、ヒメオオのポイントへ向かう。

ところが、ポイントの入り口で伐採作業をしており、アプローチできないことが判明した...。

あああ、こりゃ参った。

う〜〜ん、期待していたのだが。

まあ、ヒメオオは次回以降ということにして、そろそろ植生をチェックしに行こう。

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