2006年 プチでリトルな小旅
 

 
2006.02.11 (Sat)
 
ご無沙汰でございます...。

連日粛々と、時に悶々と、スパイシーでホットな毎日を過ごしており、そろそろストレスのゲージがノーマルなレッドからアブノーマルなレッドへスケールアウトしてしまいそうな予感...。

脳と心臓からも交互に軽くヤバイ信号がピキピキと発せられているようです...。

まあ、のっけからカタカナばかりでリアルに恐縮です...。

ということで、ゲージの目盛りをノーマルレンジに戻すため、ちょっとだけ行ってきます...。



さて、約1ヶ月ぶりとなる びおさんとの採集行。

採集地についてはいくつか候補が挙がったが、最終的に びおさんお馴染の場所を案内していただけることになった。

今回はコバンザメに徹し、まったりと採集を楽しもうと思う。

ということで、早朝、待ち合わせ場所を目指し出発した。

このところ、まだまだ寒さが厳しいが、採集地に近づくにつれて車の温度計が4℃→3℃→2℃→1℃→0℃とみるみるカウントダウン...。

0℃で止ると思いきや、瞬く間にストップ安のー4℃まで下がってしまった...。

早めに到着してしまったので、後ろの荷台から寝袋を2つ引っ張り出し、それを重ねて少々仮眠をとることに...。

それにしても寒い...。

・・・・ 仮眠@小一時間.com ・・・

う〜むむむむ...、周囲を見渡すと人の姿が増えており、そのなかに見覚えのあるシルエットがあった。

ういっす...。

ということで、ポイント方面へ...。

るどるど、びおびお、るどびお、びおるど、と談笑しながら、キーンと冷えきった空気の中を進む。

で、ポイントに到着。

ここではタカオメダカカミキリが採れるとのことで、早速、ホストであるブナの小枝をポキポキやってみた。

この採集はまったく初めてなので、なんだかワクワクしてきたぞ。


天気はすこぶるいい...


こんな感じの枝がいいかも@びお談...

ポキポキ、ポキポキ、ポキポキ、ポキっ!

静まり返った山の中、小枝を折る音が小さく響く。

ん?

ふと、小枝の中に何やら黒っぽい「シミ」のようなものがあるのを見つけた。

光の関係か、私の視力の限界か、とりあえず何だか判らない...。


もしかして、これですか...?

ポンポンとタバコの灰を落とすようにして、その黒っぽいものを手のひらに落としてみた。


う〜〜〜む...、プッチプチに小さい...

タカオメダカカミキリ [ Stenhomalus takaosanus OHBAYASHI,1958 ]

もう、体長を測るのも、展足をするのも放棄したくなるほど、とにかく小さい...。


っしゃ〜!


これはブナケシカミキリ(仮)の幼虫らしい...


樹皮を剥がすと食痕も...

他、副産物として「ナノ(nano)サイズ」のタマムシも1頭得られた。

その後も順調に追加を重ね、成果的には小じっかり、そろそろお腹いっぱいの状況だ。

ということで、次なるポイントへ...。

バリバリに凍って滑りがちな林道を恐る恐る歩いていると、突然、後ろで大きな音が...。

あれ、びおさんがいない...。

と思ったら、案の定、ひっくり返っていた...。

そんな難所を乗り越えつつ、ようやく到着した。

ここではキブシからトワダムモンメダカカミキリが出るそうだ。

先ほどのタカオメダカよりも毛深いそうなので、これまたケブカフェチとしてはぜひとも出会っておきたいところである。

ざっと周囲を見渡すと「強者どもが夢の後」あるいは「掃除の後」といった感じで、あまり目ぼしい枯れ枝が残っていない...。


キブシ...


これは違う種類の幼虫のようだ...

で、1時間ぐらい探索を続けたものの、結局、トワダムモンの毛深い雄姿は拝めなかった、残念...。

さて、気分を切り替えて別のポイントへ...。


おおお、青いオーラだ...


うむむむ...


ホンドハイイロハナカミキリ [ Rhagium femorale N.OHBAYASHI,1994 ]

思いがけず、1ペアゲット...。

この手の採集法で採ったのは初めてなので、とても貴重な経験ができた。

さて、ここで大きく移動をかける。

次のポイントでも何種かカミキリムシが狙えるそうだが、基本的には材採りとのこと。

現場成虫フェチな私は、とりあえずターゲットをオサムシに切り替える。


なかなか凄い場所です...

小川の両岸にある、華麗な赤土の壁をこそいでみると...。


出た〜!


何だかバナナのような香りがします...


ここにも...@エサキオサ

ここはエサキオサの割合が多いようで、小一時間でかなりの数が得られた。

その後、クリ、キブシ、ミツバウツギなどの材を調査、びおさんは先ほどのポイントのものと合わせるとかなりの材を持って帰るようだ。

羽化したら、何が出てきたか教えてね。

ふと気がつくとストレスのゲージもすっかりグリーンまでクールダウン...。

とりあえず満足ということで、次回の予定などを話しつつ帰路についたのであった。

お疲れさまでした。 >びおさん

 

今回もぶゆ〜〜〜んと採集記をお届けしました...。

まあ、この時期は採集対象の選択枝が限られるため、どうしてもぶゆ〜〜んとなってしまいますね...。

春が待ち遠しい今日この頃です。

★★★ 採集成績 ★★★

ホンドハイイロハナカミキリ、タカオメダカカミキリ(*)、アオオサムシ、エサキオサムシ。

その他、ビミョーなムシなど。

*:生涯初採集...。

記載日:2006.02.14

 
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