ヤマトチビコバネを浴びる小旅...
へなちょこカミキリロード 2006
 

 
2006.06.07 (Wed)
 
先日、ヤマトチビコバネカミキリの生息地にていろいろと勉強をしてきたので、仕事帰りに、ふらっと茨城方面へ...。

運良く見つかるとよいのだが...。

 



ふ〜らふらっと野を越え丘を越え、目星を付けたエリアに到着...。

手短かに採集準備を整え、半信半疑で林内へ突入する...。


おや、あれはホストかな?

このエリアには、ヤマトチビコバネのホストであるヤナギ類がパラパラと散在しているようだ。

とりあえず、一番近い場所にあったものを叩いてみた。

すると...、


なんと...


ヤマトチビコバネカミキリ [ Leptepania japonica (Hayashi,1948) ]

いきなり6頭も落ちてきた...。

まるで、先頭打者、初球打ちホームランのようだ...。

前回がかなりしんどかったので、今回も相当の覚悟はしていたのだが、こうも簡単に採れてしまうと、正直、腰がスカスカに抜けてまうよね...。

ちなみに、葉はこのような感じ(↓)。


アカメヤナギ(マルバヤナギ)[ Salix chaenomeloides Kimura ]

さらに立ち位置を変えて順次叩いていくと、次から次へとヤマトチビコバネが落ちてきた...。

一度に10頭以上という時もあり、回収するのも一苦労...。

ひぇ〜〜〜〜!

どうやら発生のピークに当たったようだ。

もうすでに何頭採ったか分からない。

サイズも、シャープペンシルの芯の破片のように小さなものから、しっかりコバネであることが確認できるほど大きなものまで、バリエーションがかなりある。

で、性格は大人しいようで、ネットに落ちてもすぐに飛び立とうとせず、じっとしているか、ゆっくり歩く程度だ。

ん! なんか痒いな...。

首に手をやってみると、私の首にも留まっていた...。

もしやと思い、体中をよく見ると、なんと! あちこちにヤマトチビコバネがくっついているではないか...。

私の着衣もビーティングネットになっていたようだ...。

参った、参った...。

まだまだここでたくさん採れそうだが、数を稼ぐことが目的ではないため、新たな展開を求めて少し移動してみる。

このヤナギはどうかな?


いわゆるカワヤナギ?

叩いてみましょ!

おおお!


オオアオゾウムシ [ Chlorophanus grandis Roelofs,1873 ]

気を取り直して、もう一丁!

すると、落ちる落ちる...。


ここは凄かった...

ビーティングネットが「ヤマトチビコバネふりかけ」をかけたようになり、体の方もまたまたヤマトチビコバネのシャワーを浴びてしまった...。

これだけ落ちてくると何だか怖くなってくる...。

う〜〜ん、もう採集はいいや、こんなに展足できないよ。

あとは生態写真に挑戦しよう。

小さいとは言え、たくさんいるんだから簡単に見つかるだろう。

・・・ 探す.com ・・・

しかし、それは大きな間違いだったようで、これがなかなか見つからない...。

一体、どういう場所に潜んでいるのだろうか?

木の下に潜り込み、幹から枝まで舐めるように何度も何度も往復しながら観察していく。

おおおおおお!

あれだ!


いた〜〜!


暗いので、仕方なくストロボ併用...

基本的には日陰の枯れ枝が好きなようだ。

その後もポツポツと見つけることができたが、小さいのと、暗いのとで、良い写真が思うように撮れない...。

ふぅ〜〜〜、ちょっと休憩。

一旦、外へ出る。

すると...、


飛ぶ寸前...?

ああああ、風に吹かれて飛んでいってしまった...。

もういいかな...。

ということで、潮時と判断し、この恐ろしいポイントを後にするのであった...。

ちなみに、帰りの車内でも1頭ゲット...。

 


 

今日も日本の自然に感謝...。

★★★ 採集成績 ★★★

ヤマトチビコバネカミキリ、ニイジマチビカミキリ、アトジロサビカミキリ。

その他、ビミョーなムシなど。

記載日:2006.06.09

 
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