流浪@漂流の旅
へなちょこカミキリロード 2006
 

 
2006.06.20 (Tue)
 
茨城県に別れを告げてから、早くも1週間が経ってしまった...。

今週からは新たなフィールドを求め、しばらく各地を彷徨ってみたいと思う。

では、行ってきます...。



さて、行くとは言っても、どこに行こうか...。

よほど遠くない限りどこへでも行けるため、選択枝が多すぎて困る...。

この時期のあの場所はどうかな?

昨年採り損なったアレも狙えそうだな...。

いいや、あそこならアレとアレも採れるかもしれない...。

でも、こことそこを一緒に回れば効率的だろうな...。

こんな感じで次から次へと採集行案が浮かんでくる...。

体が1つしかない以上は、どれかにしなければならないのだが、そういえば、その昔は茨城県の地図を広げて、ダーツを投げて決めたこともあったっけ...。

う〜〜〜ん、どこにしようかな...。

久しぶりにダーツを投げちゃうもんね...。

ペシ!

決まった...。

ということで、出発...。

・・・ 移動.com... ・・・

ぎゅい〜〜〜〜んと到着...。

さ〜〜〜て、探しましょうかね...。

まず目に付いたのは、ノイバラ...。


各所で満開を迎えているようだ...

早速、ルック&スイープを開始。

ふ〜〜む、ムシはそこそこ訪花しているようだ。

一通り観察した後、目ぼしい場所を順次掬っていく。

ハチ、アブ、クビナガムシ、ハナムグリ、ジョウカイボン、カミキリモドキ、その他、超ビミョーなムシが一網打尽となるが、なぜかカミキリムシの姿はない...。

うむむ、茨城県とまったく同じ手応えだ。

今季は全国的にカミキリムシの発生が低調なのかなぁ...。

いくらなんでも、低山ピドニアぐらいは入るでしょうに...。

さらに、翌日の筋肉痛が確定するほど積極的にスイープを繰り返し、ようやくカミキリムシが入った...。


クロルリハナカミキリ [ Anoploderomorpha monticola Nakane,1955 ]

その後もしばらく続けてみたものの、残念ながらカミキリムシがネットインすることはなかった...。

う〜〜ん、寂しい...。

というか、この先が思いやられる...。

まあ、でもダーツ様がお決めになった場所なのだから、謹んで探索活動を続けねば...。

ということで、さらに彷徨ってみる。

適当に走っていると、道沿いにはサワフタギ、ガマズミ、スイカズラ、その他よく分らない白い花がけっこう見られ、その都度、車を停めてチェックしていく。


咲いている...


咲いている...


咲いている...


咲いている...


咲いている...

うむむむ、百花繚乱...。

花はどれもとても良い状態だ。


う〜〜む...


う〜〜む...


う〜〜む...


う〜〜む...

もう一度書くが、花はとても良い状態だ。

それに反比例するようにカミキリムシがいない...。

今季はやはりどこかおかしいよね...。

近ごろ、カミキリムシが花に群がる光景をとんと見なくなった。

粘り強く掬って、ニンフハナ、ピドニア各種、アカネトラなどがかろうじて入るだけである。

花での成果は今一つとしか言い様がない...。

普通はもう少しいてもおかしくないのだが...。

ということで、花での採集に見切りを付け、ビート中心に切り替えることにした。

今度は伐採地や道沿いのソダなどを探して車を走らせる。

おやおや、あれは何だ?

野犬かな??


ああああ! キツネだ!!

この数年間、散々山へ通っているが、キツネは初めて見た。

子ギツネのようだ。

ニホンカモシカ、ホンドジカ、ホンドタヌキ、イノシシ、ニホンザル、ニホンアナグマ、テン、ノウサギ、ハツカネズミ、アズマモグラ、これは今までに私がフィールドで実際に見たことのある野生動物であるが、キツネだけは遭遇することがなかった(あとはクマ...)。

う〜〜〜ん、ちょっと感動。

車を停めてしばらく観察していると、こちらを恐れる様子は全くなく、道端に座り込んで毛繕いを始めた...。

よし、ちゃんと写真を撮ろう。

まずはコンパクトデジカメで...。


私が車から降りても微動だにせず、静かに遠くを眺めている...

で、次にD70(一眼レフ)を構えた瞬間、いきなり逃げてしまった...。

ありゃ、あれだけ大人しくしてたのに...。

鉄砲かと思ったのかな。

まあ、仕方がない...。

気分を切り替えて、先へ進むとしよう。

どのぐらい走ったか覚えていないが、ようやく道沿いに比較的広い伐採地を発見した。


商業地で言えば、渋谷ぐらいの物件か...

各種広葉樹、ヤマブドウ、サルナシ、カラマツなど、様々な樹種が伐採され、枝が放置されている。

状態も比較的新しいようで期待が持てる。

ここでダメなら大人しく帰ろう...。

シュバっと叩き網を広げ、ビーティングを開始した。

うむむ!


カッコウカミキリ [ Miccolamia cleroides Bates,1884 ]


キクスイモドキカミキリ [ Asaperda rufipes rufipes Bates,1873 ]


ハイイロツツクビカミキリ [ Cylindilla grisescenss Bates,1884 ]


シロオビチビヒラタカミキリ [ Phymatodes albicinctus Bates,1873 ]


アカネトラカミキリ [ Brachyclytus singularis Kraatz,1879 ]

おおおお!

いるじゃん、カミキリムシ...。

写真を撮った種類以外にも、いくつかの種類が叩き網に落ちてきた。

あああああ、良かった...。

ということで、ここでタイムアップ...。

若干未練が残りつつも、ここで帰ることにした。

また来週...。


う〜〜〜ん、今回の場所はマイフィールドになり得るのであろうか...。

もちろん、この一回の経験だけでは何とも言えないが、イメージとかなり乖離があったことは事実である。

今後もいろいろ回ってみるしかないだろう...。

流浪@漂流の旅はつづく...。

★★★ 採集成績 ★★★

カラカネハナカミキリ、セスジヒメハナカミキリ、ナガバヒメハナカミキリ、シロオビチビヒラタカミキリ、ニンフハナカミキリ、クロルリハナカミキリ、アカネカミキリ、アカネトラカミキリ、ヘリグロベニカミキリ、キクスイモドキカミキリ、ヒシカミキリ、カッコウカミキリ、ミヤマチビコブカミキリ、エゾサビカミキリ、ナカジロサビカミキリ、キッコウモンケシカミキリ、ハイイロツツクビカミキリ。

その他、ビミョーなムシなど。

記載日:2006.06.20

 
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