灼熱の亜熱帯・るど&びお全力虫年の島旅...
へなちょこカミキリロード 2006
 

 
2006.06.23 (Fri) 〜 2006.06.25 (Sun)
 
ああああああ....。

もう一回、ああああああああ...。

一応、念のため、もう一回、ああああああああ....。

首を1,000mぐらい長くして、そして指を1万本ぐらい折って数えた日がとうとうやってきた...。

そう、2年前は台風で、昨年は仕事でどうしても行けなかったあの夢の島への採集行である...。

う〜〜〜ん、もう想像しただけでもちびりそうだ...。

っしゃ〜〜〜! 行くぞ! びおさん!!

ということで、満を持して行ってきます...。



「今年はあの亜熱帯の島へ行きませんか?」

5月の下旬、恐る恐る びおさんに尋ねてみると...。

『行こう!』

さすがは びおさん、二つ返事であった。

まあ、そうだろう、ムシをやっているなら、一生に一度は行っておきたい採集地である。

よほどの理由がない限り、行きたくないムシ屋はいないはずだ。

早速、具体的な日程について詰めることになった。

期間は仕事との兼ね合いで、やや短いながら2泊3日ということに決定したが、問題なのは「梅雨明け」の時期である。

もし梅雨が明けていなければ、雨の中のキツイ採集を余儀なくされるため、ここは慎重に選択しなければならない。

う〜〜〜ん、今年は例年より3日ほど遅く梅雨入りしているため、本来ならば7月初旬に明ける計算となる。

ただ、7月2週目にずれ込むような日程は無理であったため、ギリギリの6月30日〜7月2日にとりあえず決めて、旅行代理店へ連絡してみた。

すると残念なことにその期間はすでに飛行機が満席で、キャンセル待ちになるとのことだった...。

そうか、キャンセル待ちか...、つまり確実に行けるかどうかの保証がないということだな...。

それは困った...。

その前後の週はまだ大丈夫とのことで、そうなると自動的に前の週を選ぶしかない...。

まあ、仕方ないか...。

とても大きなギャンブルとなるが、6月23-25日という日程で申し込むことにした。

もっとも、梅雨明け間近であれば、そうそうヒドイ雨も降らないだろう...。

あとは運を天に任せるしかない。

その後、発電機の手配、必要機材の宅配など準備を粛々とかつ電光石火で整え、当日を待つことに...。

さて、今回行く島には様々な動植物の固有種が生息しているそうで、学問的にはとても貴重な島らしい。

例えば、アマミノクロウサギ(国指定特別天然記念物)、ルリカケス(国指定天然記念物)などがその代表格だろうか。

ちなみに、世界的にも有名な毒ヘビ、ハブ様もきっちり@かっちり生息(というか総本山的)しているとのことだが、これは後ほど...。

で、私もびおさんも今回が初上陸となることから、何かムシが採れれば大半の種類が初採集となる。

こういう機会は滅多にあるものではないため、考えただけでも浮き足立つ...。

行く前から様々な資料や図鑑に目を通したり、経験者のお話を聞いたり、一体どんなムシと出会うことができるのか、毎日わくわくしながら情報を集めた。

もちろん、情報は過去のものであるから、そのまま我々の成果に結びつくことは少ないのだが、実際に採れても採れなくても、離島への遠征採集はこの準備の段階が一番夢が大きく膨らんで楽しいと言えるだろう。

さあ、あとは行くだけだ。

・・・ しばし待ってみる.com ・・・

で!、デ!、で!、なんと!!、ナント!!、なんと!!!

我々が行くより数日前に気象庁から「梅雨明け」が発表されたのである!!!!!

うひゃ〜〜〜〜!

神様ありがとう...。

っしゃ〜〜〜〜〜! 行くぜ〜〜! びおさん!!

片っ端から採りまくろうぞなもし!!

そして、当日。

目覚ましをかけた時間より30分も早く目が覚めてしまったが(もちろん、覚醒はデジタル)、前日まで溜まった仕事やら、何やらで寝たのが2時ごろ、さらにカゼまで引いてしまうという最悪の体調だ(声が出ない...)...。

るどるふ一生の不覚だが、とりあえず空港を目指した。

さ〜〜て、着いたぞなもし。


ちょっと早過ぎたかも...

空港は薄暗く、人もまばらであった...。

あまりに気合いが入り、ちょっとフライングしすぎたようだ...。

ずきゅん、ずきゅ〜〜〜んと時間を潰していると、ようやく びおさんが到着した...。

首尾よく搭乗準備を終わらせ、待合ロビーでしばし作戦会議。

「当然、モリヤイ(アマミホソコバネカミキリ)は採りたいところだね」

「ネキは花に来るの?」

「アマミモンキは我々の竿で採れるだろうか?」

「フェリベニも狙いたいところだけど、もう出ているかなぁ??」

「少なくとも、アレとコレは楽勝でしょ!」

「平地の叩き網をやれば、なんだかんだで50種は確実でしょう!!」

「灯火ではどんなのが来るのだろうか?」

もう、子供のように夢が膨らみまくり...。

待合室の一角だけものすごい熱気で室温が急上昇し、周囲の人にも汗をかかせてしまった...。

そうこうしているうちに、アナウンスがあり、搭乗の時間となった。

いざ、出陣!


JAL 1953 [マクダネル・ダグラスMD-81]


タキシング@渋滞中...


我々はポケモンの次...

機内アナウンス:当機は間もなく離陸いたします...。


行ってきます...


上昇気流に乗り、さらに夢が膨らむ...


梅雨前線を飛び越え、一足先に梅雨明けの楽園へ...

う〜〜ん、睡眠不足を補うためここで寝ておこう...。

・・・ 寝る.com ・・・

「やった〜〜〜〜〜〜! 採った、採った! フェリベニ採ったよ〜! びおさん、こっちこっち、ベタベタついてるよ〜〜〜!!」

『おおおおお! 本当だ! るどちん、凄い光景だね〜! あっという間に10頭も採れちゃった...、こんなことがあるなんて、夢みたいだね〜、もう採りきれないよ...』

機内アナウンス:当機は間もなく着陸態勢に入ります、そこのフェリベニタコ採れの夢を見ているお客様、お座席のベルトをご確認ください...。

ああああああ、夢か...。

それにしても壮絶な夢(ドリーム)だった...。

無事に着陸し、一歩機外へ出た途端、むわ〜〜〜〜っと容赦のない蒸し暑さが歓迎してくれた。


っしゃ〜〜〜〜! とうとう来たぞ〜〜〜!

まずは、3年越しでこの島の地を踏めたことに大きな喜びが噴出した...。

レンタカー → 発電機 → 食料調達 → 宅配物資回収

順調に段取りをこなし、いよいよポイントへ突入することとなった...。

つづく...。 → 

記載日:2006.07.02

 
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