コブでヤハズな旅...
へなちょ虎 隊長と天牛に萌える秋
 

 
2006.09.23 (Sat)
 
さ〜〜〜て、リュウケンドーでも観るか...。

っしゃ〜〜〜!

で、いよいよクライマックスという時...。

「ホニャララ峠へ行きませんか?」

びおすけさんから そんな打診があった...。

う〜〜ん、ホニャララかぁ〜。

「タニグチとセダカが両方いるらしいよ」

う〜〜ん、タニグチとセダカかぁ〜。


『オレ、行ってみたい!』

なんと、久々に へなちょ虎 隊長が採集へ行きたがっているではないか。

まあ、確かに魅力的なエリアではあるよね。

タニグチとセダカは私もそうそう採っていないコブだし...。

久しぶりにフィールドで「三位一体魔弾斬り」でもしておこうか...。

ただ、その日は「インセクトフェア」の日なので、少々心残りではあるのだが、今の私に必要なのはフィールドがビミョーに醸し出す「ゆらぎ」なのかもしれない...。

ということで、行ってきます...。

早朝、相棒に迎えに来てもらい、一路、待ち合わせ場所へ向かってニトロ全開。


いわゆる「ばびゅ〜〜〜ん」の最中...

台風の影響による強烈かつ豪快なアゲインストをモノともせず、待ち合わせ時間キッチリ@カッチリに到着した。

が、見渡す限り誰もいない...。

あれ〜? ここで間違いないよな。

なあ? >相棒

さあ...。>るど

心配になったので、びおさんに電話してみる。

「いるよ〜、前の方に」

鷹の目のように鋭かった視力で探してみるが、びおさんの車はどこにも見当たらない...。

え〜〜と、待ち合わせ場所は「○○○○○」ですよね?

恐る恐る聞いてみると...。

「ちがうよ、○○△○○だよん」

なんと、一文字違いで全然別の場所にいることが判明した...。

うひ〜〜。

ただ、幸いにも距離はたいして離れていないようで、こちらがびおさん達の到着を待つことになった。

で、しばらく待っていると、びお号がやってきた。

今日はうめちゃんも一緒だ。

「ども〜」

その直後、本日ご一緒させていただく うるちま父子組も到着された。

挨拶もそぞろに、車へ乗り込み、3台でコブの待つホニャララ峠へ向かって出発...。

延々と、そしてだらだらと続くワインディングロードを、延々と、そしてだらだらと走り抜けていく...。

へなちょ虎 隊長はすっかり酔ってしまったようだ...。

車が崩壊するかと思うほどの激しい悪路を走破し、ようやく本日のフィールドに辿り着いた...。


霧@霧


ぬ〜〜ん

すでにここでの経験がおありの うるちまさんから大体のオリエンテーションを受け、叩き網を持って各自で採集を開始。

林道へ入ってすぐにしょぼい枯葉があったので、挨拶代わりのジャブを入れる。

まあ、いるわきゃないけどね...。


ずきゅ〜〜〜ん...


イワワキセダカコブヤハズカミキリ [ Parechthistatus gibber shibatai Miyake,1980 ]

っしゃ〜〜!

あらあら、もう採れちゃった...。

濡れているためか、色は黒っぽい。

私のフェチ心をくすぐるにはもうちょっと足りないやや小振りな個体だが、セダカは1年以上お目にかかっていなかったのでとても嬉しい。

へなちょ虎 隊長もご満悦のご様子。

ともかく、今日は大漁間違いなしだね、こりゃ...。

うひひひひ...。

みんなで抜きつ抜かれつ、標高を上げながら左右の要所要所を叩いていく。

途中で成果を聞いてみると、うるちまさんはセダカ、そして、びおさんと相棒はタニグチを落としたとのこと。

ほうほう、やっぱりここは濃そうやね。


おおおお!

先ほどまで視界を遮っていた濃霧が徐々に晴れ、うっすらと日も差してきた。

これで気温が上がれば、コブたちの活動性も増すだろう。

しっかり湿度もあるし、今日は申し分のない「コブ日和」と言える。

ここで気合いを入れ直し、改めてビートを繰り返す。

ジャブ、フック、ストレート、ブーメラン・スクエアー、ギャラクティカ・マグナム、スペシャル・ローリング・サンダー、様々な条件の枯葉に様々なビート&ブローを展開していくが、どういうわけか追加が落ちない...。

う〜〜〜ん、まだ時期が早いのかなぁ...。

『いや〜〜、そんなことはないだろう、時期はバッチリのはずだ』

へなちょ虎 隊長がそう言うならもう少し頑張ってみるよ。

再び両サイドを叩きながら標高を上げるが、結局、何も得られないままピークに到着してしまった。

一気に疲労感が噴出してくるが、幸いもに昨シーズンはこの周辺でよく落ちたそうなので、もう一頑張りしておく価値はあるだろう。

・・・ ビート.com ・・・

小一時間、総力戦的真剣勝負を行ったが、マルムネ系のゴミムシダマシを1頭落としたのみに終わった...。

まあ、それはいいのだが、その後、背丈を優に越える笹藪の中を移動中、笹の幹の束に足をとられ、もんどおりうって転んでしまった...。

古傷の右膝に電撃が走る...。

隊長も私の胸ポケットからはじき飛ばされてしまった...。

笹に引っかかった隊長を救出し、どっへ〜〜〜と大きなため息...。

もうギブ! >隊長

さすがにギブアップを宣言し、みんなのいる所まで戻ることにする。

成果を聞いてみると、何方も芳しくないようだ。

一度下りて別の方向を攻めてみましょう。

ということになり、全員で下山を開始。


ぬ〜〜ん

むんむんむん、と痛む足をケアしながら下山し、途中から別方向へ行ってみる。


ぬ〜〜ん

林縁を観察してみると、何となく幅広の枯葉が多い印象で、枯れ方も上品である。


これは期待が持てそうだ

試しに叩いてみると...、


タニグチコブヤハズカミキリ [ Mesechthistatus taniguchii (Seki,1944) ]

っしゃ〜〜!

やった、やっと落ちたぞ!

ぬ〜〜ん、逢いたかったよ。

萎えた気分が一気にレッドゾーンへ回転数を上げる。

さあ、探すぞ。


っしゃ〜〜!


っしゃ〜〜!


ちなみに、この丸いギザギザした部分が食痕

さらに数頭を追加し、一旦、車のところまで戻って一休み...。


これまでの歩数...

昼飯を食べようと思ったが、相棒がどこかへ行ってしまい、車のキーを開けられないので、仕方なく反対方向を攻めることにした...。

今度の場所は尾根筋に相当するようで、やや乾燥した雰囲気がある。

こういった条件ではコブには厳しそうだが、今日は十分に湿度があるので、なんとかなるかもしれない。

いずれにせよ、やることは同じ、余計なことは考えず、叩きに没頭しよう。


しょぼしょぼだけど...


いた〜〜〜!


さらに...

ぬ〜〜ん、これは明らかにフェチ域に達しているしっかりした個体だ。

ラッキーなことに、その後もポツポツと追加を得ることができ、もう十分と言える成果に達した。

低血糖でフラフラしてきたので、ここでひとまず採集をやめる。

引き返す途中、いつぶっ倒れるか分らないほど意識がもうろうとしてきた...。

車に帰ってみるも、まだ相棒は採集中のようであった...。

が、びおさんが食べていたチョコレートをいただき失神は免れることができた。

一安心...。


興味津々でコブを見つめる隊長...

しばらく休んでいると、ようやく相棒が戻ってきたので、何より先に車の鍵を開け、充電タイム...。

そうこうしているうちに雨が降り出し、徐々に勢いを増してきた...。


ぬ〜〜ん...

で、車の中で相棒と雨宿りをしている最中、仕事関係の連絡を早めに入れねばならないことが発覚。

あいにくここは電波が入らない場所であり、通話可能なエリアまで戻らなければならない...。

窓の外を見てみると、うめちゃんしかおらず、びおさんと うるちまさんはまだ頑張られているようだ。

少し待ってみたが、戻ってくる様子はなく、うめちゃんに事情を告げて先に山を下りることにした...。

ごめんなさいです。 >みなさま

麓まで戻り、電話については一件落着。

途中のドライブインで土産物などを物色していると、遠くの方から「汽笛」が聞こえてきた。

まさか?

急いで音のした方へ行ってみると...、


うおおおお!

SLが走っているではないか...。

でも何だか先頭の車両が逆さまで、最後尾には動力車が連結されている...。

まあ、ともかく、走っている本物は初めて見たのでとても感動した...。

ということで、高速に乗る頃にはすっかり日が暮れてしまい、非常に遠路はるばるな旅であったが、いろんな意味で来て良かったかも...。


戻りの「ばびゅ〜〜ん」...

うるちま父子さん、びおさん、うめちゃん、相棒、隊長、お疲れさまでした。

★★★ 採集成績 ★★★

タニグチコブヤハズカミキリ、イワワキセダカコブヤハズカミキリ。

その他、超ビミョーなムシなど。

Walking data:18,297歩/9.148km/581Kcal

記載日:2006.09.24

 
back | home