古巣の小旅...
 

 
2006.12.04 (Mon)
 
何だか古巣のフィールドが恋しくなってきた...。

足が遠のいてから随分と時間が経過したが、時折ホームシックにも似た感覚に陥ることがある。

他のエリアでは感じることのできない古巣ならではの「安心感」...。

たとえ冬でも、どこからともなく風が運んでくる独特の「古巣的ぬくもり」と「草むらの匂い」...。

多分、それらが無意識のうちに恋しくなるのだろう...。

う〜〜ん、久しぶりに行ってみるか...。

やり残したゴミムシの探索などもあるし...。

ということで、「古巣る」ことに決定...。

早朝、まったりと出発...。

今回はひょんなことから、久しぶりとなるS隊員、そして初対面となるyanaさんのお二人が同行することになった。

最近にない展開であり、こちらも楽しみだ。

懐かしい見慣れた景色を見ながら古巣へと続く道をドライブ...。

月曜日の早朝に道が混んでいるわけはなく、早めに到着する予定が、超早めに着いてしまった...。

外はとても寒い...。


寒い...

東京とはたいして離れていないのに、朝の温度差はかなりのものがある...。

いくら寒いとは言っても時間がもったいないので、早速周辺の散策を開始した。


もやもや...


何だか幻想的...


古巣的朝陽...


霜@古巣的缶珈琲...

地面には一面霜が降りており、10分も歩かないうちに指先がしびれてきた...。

いや〜〜〜、もう完全に冬だ...。

平地でこれなのだから、山はしばらく行けそうにもないかな...。

そうこうしているうち、雰囲気の良いエリアが見えてきた。

とりあえず、朽ち木関係を探してみる。

が、以前にも増して割られた痕跡があちらこちらに...。

うひ〜〜、片っ端から割られている...。

とりあえず、簡単に目に付く材はどれもダメそうだ...。

仕方ないので、視点を変えてウロ関係を見てみるとしよう。

すると、比較的太いヤナギの幹にウロを発見。

内部にはフレーク状の土が詰まっているので、少し掘ってみる。


うろ...


ヒメマイマイカブリ [ Damaster blaptoides oxuroides Schaum,1862 ]

おおおお、落ちてきた...。

まだいるかと奥をほじくってみたが、これ1頭だけであった...。

しょぼりん...。

もう1頭ぐらいいても良さそうなんだけどね...。

少し移動...。

さらに1時間ほど探してみたが、以前に比べて良い材がほとんど見当たらない...。

結局、ヤブの中に埋もれていた材からようやく1頭を出しただけで、早くも合流時間となってしまった...。


エリトラの青味が妙味で美味...

ということで、一度、S隊員とyanaさんとの待ち合わせ場所へ...。

・・・ 合流.com ・・・

無事に合流を済ませ、しばし作戦会議...。

で、yanaさんのお好きな水物も狙えるということで、水が近い場所へ行くこととなった。

途中でコンビニに寄って食糧関係を調達。

レジにて私の引いたクジが見事に「アタリ」!

何をもらえるのかと思ったら、アイスクリームだった...。

こんな寒いのに...。

まあ、とりあえずもらっておいて、家でまた凍らせて食べればいいか。

結局、アイスをもらってポイントへ...。


探索開始...

yanaさんは完全防備で水物狙い、私とS隊員はしばらく同行する形でスタート。

今朝見た場所よりは良さそうだ。

気温も上昇し、気分的にもリラックスしながら周辺をチェックしていく。


ここなんかド出の予感がするのだが...

どれもカチカチな材であり、見掛け倒しであった...。

日当たりのよい場所はどこもこんな感じである...。

で、木の隙間に溜まったドロを少しかき分けたところ...、


なんとか1つ...

この後、材、崖、適当な地面などなど、様々なシチュエーションのサイトを探索してみたのだが、どこもダメダメで、マイマイカブリはおろかゴミムシさえロクに出てこなかった...。

これは参った...。

環境が悪化しているのか、私が単にヘタなのか...、とにかくこの一帯で粘ってもラチが開かないようである。

3人で再合流し、車で少々移動をかけることにした。

yanaさんも時期が厳しいのか、成果は今一つだったようだ...。


到着...

う〜〜ん、ここはエリア全体からオーラが出ている(ように見える)。

古巣がムンムンといった感じ...。

手始めに足元に転がっている材からチェックしてみよう。


いかにもマイマイ好み...


おはようございます...


これもイイ感じ...


おはようございます...


別の材から...

マイマイカブリ的にはパラダイス銀河かも...。


クビナガヨツボシゴミムシ [ Tinoderus singularis (Bates,1873) ]

S隊員は小さなゴミムシ関係を順調にゲット、yanaさんもオサムシをゲットされたようだ。

移動して正解であった。

私の成果も上々で、宿題となっていたゴミムシとは出会えなかったものの、マイマイカブリは十分に得ることができた。

ということで、昼食タイム...。

車に戻り、レジ袋からおにぎりを取り出そうとした瞬間、何だか「イチゴ」の香りが漂ってきた...。

うむむ、もしや...。

あああああ、アイスが全部溶けて外に漏れ出しているではないか...。

うひ〜〜〜、袋の中はドロドロのイチゴだらけ...。

でも、どうして漏れ出すんだろうか?

液体になると容積は減るはずなんだけど...。

で、正直、あまり食べたくないが、空腹も限界を越えていたので、もう食べるしかない(手がドロドロのため写真を撮っていないのだが、今考えると後悔...)。

ウエットティッシュで拭きながら口に運んでみると、イチゴ風味マイタケおにぎり、イチゴ風味鮭おにぎり、イチゴ風味お〜いお茶...。

う〜〜む、お腹が空いていると何でも美味しい...。

さて、ムシ的にも、お腹もいっぱい...。

ということで、途中でお茶でもしましょうかということに...。

しばしムシ談議に花を咲かせ、私が仕事を残しているため、名残惜しくも解散となった。

短い時間ながら貴重なお話を聞くことができ、とても充実した一時であった。

やはり古巣は無条件で良い...、それを再確認できただけでも来た甲斐があったというものだろう。

また機会があれば、どこかへ行きましょうね。 >S隊員、yanaさん

お疲れ様でした。

★★★ 採集成績 ★★★

ヒメマイマイカブリ、クロナガオサムシ、クビナガヨツボシゴミムシ。

記載日:2006.12.07

 
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