火曜日はいつも雨の旅...
 

 
2006.05.16 (Tue)
 
今週から再開しようと思っていた県北探索だが、本日も情け容赦ない悪天候...。

さすがにやる気も萎える...。

しかし、茨城での採集があと数回を残すのみなのだから、雨という理由で中止にするのは実にもったいない...。

というか、やはり週に一度はきちんとムシに逢いたい...。

ということで、行ってきます...。



どういうわけか、このところ私の採集日である火曜日の天気が悪い...。

そんなに悪い行いをしているとは思えないのだが...。

いっそタイムマシンで過去へ行き、「内山田洋とクールファイブ」のヒット曲のタイトルと歌詞をすべて「長崎」→「茨城」と書き換えてしまいたいほどだ...。

まあ、実際は茨城だけ、そして火曜日だけじゃないんだろうけど...。

こういうのを「梅雨の走り」と言うそうだが、走りすぎもいいところで、もう梅雨そのものといった感じである。

う〜〜む、天気のグチは言っても仕方がないので、このぐらいにしておこう...。

さて、本日はそういう事情なので、未記録地の探索はやめて、ムシの濃いエリアを素直に選ぶことにした。

今までの経験上、最悪、ヌルはないだろう。

では、出発。


雨@高速道@どんより...

間もなくそのエリアに到着したが、雨の止む気配はない...。

とりあえず、適当に車を停めて、道沿いをざ〜〜〜っとルック&ビートしていくことにした。

おお、ホオノキだ...。


アレはもう少しあとなんだろうな...

うえ〜〜〜の方まで観察してみたが、ツマグロヨコバイとハエがいただけであった...。

歩きながら林縁のビーティングを続ける。

おお、何か落ちたぞ。


アトモンサビカミキリ [ Pterolophia granulata (Motschulsky,1866) ]

「いつものやつ」だが、今日は大歓迎...。

で、もう一丁。


コブスジサビカミキリ [ Atimura japonica Bates,1873 ]

っしゃ〜!

どうもクズのブッシュのようで、この後もいくつか落ちてきた...。

ふと上方を見上げてみると、カエデやらウワミズザクラが満開であった。

ふ〜〜〜む、この辺りは例年より季節の進みが遅いようだ。


これじゃ分からんか...


良い感じだけどね...


晴れていれば凄いことになっていただろう...

まあ、ダメだろうけど、一応掬ってみるか...。

車までネットを取りに戻る...。

ハァハァ、ゼイゼイ...。

たかだか50mほどの往復で、息が切れる...。

・・・ 掬う.com ・・・

・・・ 掬う.com ・・・

・・・ 掬う.com ・・・

・・・ 掬う.com ・・・

ダメだった...。

ビミョーなムシすらビミョーな状況...。

それよりなにより、メガネをかけている私にとって、雨の日に上を見上げること自体がしんどい...。

しばらく車で流す...。

ライオンバス形式でルッキングをしていると、所々に材置き場があった。

もちろん、こんな天気と低気温(12℃)では何もいないのだろうが、これらも一応見ておく。


し〜〜〜ん...


おや、あそこに何かいる?


カラカネハナカミキリ [ Gaurotes doris Bates,1884 ]

っしゃ〜〜!

いた〜〜〜、これ、茨城じゃそんなに見ないから嬉しいぞ。

ここは材が新鮮なので、しばらく楽しめるポイントになりそうだ。

念のため、スギの材も見ておくことにする。

ヒメスギカミキリやスギカミキリはもちろんだが、実はもう一種、採っておきたいのがいるのだ...。

まあ、ビャクシンは無理だろうけど...。


スギを侮ってはいけないぞ...

 


↑ 動画 ↑
QuickTime: 約0.5MB ( 13 sec. full version )
 

うむむむ、こんな気温が低いのに、ずいぶん活発に動き回っているものだ。

1頭のみ泣きゲット...。

またそのうちチェックしに来よう。

いつか出会えるはずだ。

さて、ちょっとした一角に「予習」を散々したホストがプチ林立...。

これはいるっしょ!


ヒロオビマダラヒゲナガゾウムシ [ Acorynus poecilus Shibata,1963 ]

ニアピン...。


アトモンサビカミキリ [ Pterolophia granulata (Motschulsky,1866) ]

ニアピン...。


これはどうよ?

比較的新しいタラノキの伐採木を舐めるように視力で掘り下げる...。


う〜〜ん、またニアピン...。

ほよ!


ネジロカミキリ [ Pogonocherus seminiveus Bates,1873 ]

ビンゴ〜〜〜!

変なハエみたいなムシがたくさんいるのに気を取られ、見逃していた...。

それはともかく、や〜〜〜っとマイフィールドで発見できた。

このエリア自体は既知産地なのだが、今までまったく手がかりが掴めず、今季もここでは採れないと半ば諦めかけていただけにとても嬉しい。

で、欲をかいて追加個体を血眼気味に探してみたのだが、残念ながら見つからなかった...。

さて、雨足がやや強まってきたので、ネクイハムシだけ確認して帰るとしよう。

例のポイントへ直行する。

到着後、傘を差しながらスゲを中心にチェックしていく。

しかしながら、やはりこの悪天候、さすがのネクイハムシも姿がない...。

時間がビミョーに遅い可能性があるが、キヌツヤすらいないのだ...。

こりゃ出直しか、それとも今季も諦めるか、う〜〜〜ん...。

おおお!


いた〜〜〜!


キヌツヤミズクサハムシ [ Plateumaris sericea (Linnaeus,1761) ]

別名スゲハムシ。

ここではいわゆる「普通種」ということになるが、カラーバリエーションがとても美しい。

でも、キンイロなんて見つけちゃったら卒倒するんだろうな...。

そうこうしているうち、あっという間にガスってきたので、今日はここまで...。


ああああああ...

また来週...。  


 

もし今日が晴れていたなら、例年にない良い成果が得られたような気がするが、まあタラレバはやめておこう。

今回のエリアで検証したかったネジロカミキリが数年越しで見つかったのだから...。

ともかく、来週は雨降るなよ〜〜。

★★★ 採集成績 ★★★

カラカネハナカミキリ、ヒメスギカミキリ、アトモンサビカミキリ、コブスジサビカミキリ、ネジロカミキリ。

その他、ビミョーなムシなど。

記載日:2006.05.18

 
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