雨に感謝の旅...
へなちょこネクイハムシロード 2006
 

 
2006.05.23 (Tue)
 
さて、今週も天気があまり良くないようだが...。

行ってきます...。



今週こそは晴れてくれ!

そんな願いを無視するかのように、午後からの天気は下り坂とのことだ...。

まあ、先週ほどは崩れないだろうから、多少は期待が持てるかな。

ということで、出発。

今回も車を流しつつ、良さそうなポイントを適宜チェックしていくことにする。

が、出発して10分とたたないうちに、ポツリ、ポツリと雨が降り出した...。

あちゃ〜〜。

まあ、想定の範囲内...。

で、とある金網にスイカズラがあったので、車を停めた。


↑ 動画 ↑
QuickTime: 約0.5MB ( 14 sec. full version )

 

おおお、今季の初見。

と、撮影を終えて手を伸ばした瞬間、飛んでいってしまった...。

ああああ、なんということか...。

気を取り直し、再度車を走らせる。

わ〜〜お!


なかなか良さそうだけどね...

ムシがいません...。

わ〜〜〜〜〜〜〜お...。


コゴメウツギ


ほぼ満開に近い

・・・ 掬う.com ・・・

1頭たりともカミキリムシが入りません...。

いくら日照不足とはいえ、さすがに発生していないということは考えられない。

う〜〜ん、今年は不作の年?

引き続き、材置き場などをルッキングしていく...。


アオバナガクチキ [ Melandrya gloriosa Lewis,1895 ]

どうも材が古いようだ...。

ナガクチキってけっこう動きが俊敏なムシだが、今日はより一層早足で走り回っている...。

何だか調子が出ないなぁ...。

そうため息をつきながら車のエンジンをかけると、追い討ちをかける出来事が...。


ああああ、とうとう逝っちまった...

何度スイッチを入れ直しても、受光部のクリーニングをしても直ることはなかった...。

14:10 死亡を確認...。

ということで、カンを頼りに適当にドライブする。


何も...


いません...

カミキリムシはおろか、ジョウカイボン1頭いない...。

さらにしばらく行くと、小さな広場のような場所があったので、その辺縁部のルッキングをしてみることにした。

おおお、タラノキがあるぞ!


ネジロカミキリ [ Pogonocherus seminiveus Bates,1873 ]

うお〜〜、2週連続で茨城産をゲット...。

それもペアなのが嬉しい。

ようやく、カミキリムシと出会うことができたが、それにしても影が薄い...。

天気も小雨が降ったり止んだり、あまり安定しない...。

気温が保たれていることだけが、唯一の救いである。

これは狙いを変更したほうが良さそうだ。

ということで、最近 るど的赤丸急上昇中のネクイハムシの探索へ切り替えることにした。

良い機会なので、ここで茨城県で採集記録のあるネクイハムシをざっとリストアップしてみよう。

1)キアシネクイハムシ [ Donacia bicoloricornis Chen,1941 ]
2)フトネクイハムシ [ Donacia clavareaui Jacobson,1906 ]
3)クロガネネクイハムシ [ Donacia flemora Goecke,1944 ]
4)アカガネネクイハムシ [ Donacia fhirtihumeralis Komiya et Kubota,1987 ]
5)ヒラタネクイハムシ [ Donacia splendens Jacobson,1894 ]
6)キンイロネクイハムシ [ Donacia japana Chujo et Goecke,1956 ]
7)ガガブタネクイハムシ [ Donacia lenzi Schonfeldt,1888 ]
8)ツヤネクイハムシ [ Donacia nitidior (Nakane,1963) ]
9)イネネクイハムシ [ Donacia provostii Fairmaire,1885 ]
10)シナノオオミズクサハムシ [ Plateumaris constricticollis babai Chujo,1959 ]
11)キヌツヤミズクサハムシ [ Plateumaris sericea (Linnaeus,1761) ]
12)シラハタミズクサハムシ [ Plateumaris shirahatai Kimoto,1971 ]

以上の12種類のようで、このうち私に採集経験のある種類は、シナノオオミズクサハムシ、キヌツヤミズクサハムシの2種のみだ...。

と言っても、何の知識もなく、数えるぐらいの回数で、それも時期外れにしか探索してないのだから当たり前だろう...。

で、いろいろ読みあさってみると、大半の種類は5〜6月が旬のようだ。

つまり、この時期に動かねばならなかったのである。

う〜〜〜ん、了解。


それでは、ネコちゃん、行ってきます...

とりあえずは、例のポイントへ直行...。


キヌツヤミズクサハムシ [ Plateumaris sericea (Linnaeus,1761) ]

おおお、早速ゲット(ピンボケご容赦...)。

嬉しいことに、短時間でそこそこ発見できた。

まあ、このポイントばかりでは仕方ないので、本格的に別ポイントの探索をすることにした。

何となく魅かれる方向へ車を走らせていると、何となく魅かれる林道を発見。

すぐに車を停めて確認してみると、どうやら奥の方に小さなため池があるようだ。

でも、こんなちっぽけなため池には何もいないだろうな、いてもキヌツヤぐらいかな。

私ごとき ど素人が高をくくるなど空恐ろしいことだが、それでもそう思わせるようなポイントであった。

まあ、かと言って無視するわけにもいかないので、一応見ておく。

ふ〜〜〜む、なんかいるのかなぁ?

おおおお! あれは何だ?

遠目にはネクイハムシに見えるのだが...。


ああああああ...


これは...


キンイロネクイハムシ [ Donacia japana Chujo et Goecke,1956 ]


↑ 動画 ↑
QuickTime: 約0.4MB ( 13 sec. full version )

 

うぅおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜!!

ぬぅおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜!!

キンイロだよね、これ。

うん、間違いない、昨日図説を見たばかりだし、エリトラの斑紋の様子だけで同定可能と書いてあったし、絶対に間違いない。

それにしても、うっとりするぐらい美しいハムシだ...。

こりゃ、やばい、かなり、やばい...。

うひょ〜〜〜〜、え〜〜〜〜?、何だかたくさんいるぞ!

泥濘に足がハマって抜けないは、手足が震えてくるは、トイレに行きたくなるは、その上暗くて撮影もままならないは、と〜〜〜〜ってもやばい...。

写真撮ってる間に逃げられたらどうしよう...。

写真、それとも動画?

い〜〜〜や、採るべきか、撮るべきか、それとも一旦泥濘から抜けるべきか...。

こんなチャンス滅多にないぞ。

様々なことが頭をよぎるが、まったく順序立てて考えられない...。

まさにプチパニックの状態...。

あああああああ....。

来週に続く...。  


 

とりあえず、予定変更の主因となった雨に感謝。

★★★ 採集成績 ★★★

キンイロネクイハムシ、キヌツヤミズクサハムシ。

ネジロカミキリ。

その他、ビミョーなムシなど。

記載日:2006.05.25

 
back | home