2008 May

 

 
2008.05.01 (Thu)
ということで...

月を跨いでしまいましたが、先日の続きです...。

キクスイカミキリのいたヨモギには、小さなナガタマムシも「チョイ乗り」していました。

私の気配に気付き今にも落ちそうだったので、慌ててキャッチ...。

で、無事に採集したのは良いのですが、相変わらず同定で頓挫してしまいます...。

が、幸いアドバイスをいただけ、ある程度絞り込みはできそうです...。


ヒメアサギナガタマムシ? [ Agrilus hattorii Nakane,1983 ]
アサギナガタマムシ? [ Agrilus moerens E.Saunders,1873 ]


内側隆線があるようです...

図鑑によれば、弱い内側隆線があればアサギナガタマ、欠いていればヒメアサギナガタマとのことですので、アサギナガタマムシということになるでしょうか。

いずれにしても、コナラやクヌギをホストとするタマムシのようです。

 

こちらは、先に採集したキクスイカミキリ...。


キクスイカミキリ [ Phytoecia rufiventris Gautier,1870 ]

う〜〜ん、東京23区内とはいえ、ムシは居るものです...。

つづく...。

 

2008.05.02 (Fri)
ということで...

さてさて、またまた昨日からの続きですが、日中の探索に引き続き、23区内の夜回りに出かけました...。

今晩の目標はやはりアオオサムシ(できればマイマイ)で、アーバンなオサムシをぜひともアレストしておきたいところです...。

ぎゅい〜〜んと駐車場に車を停め、懐中電灯を片手に薄気味悪い夜の公園へダイブします...。

うっひ〜〜、こんな時間なのに人大杉...。

隅っこの方を懐中電灯で照らしながら歩いているので、当然のことながら好奇の目で見られます...。

まあ、いいか、堂々とやりましょう...。

こんなことで怯んでいたら、アーバンなムシを見つけることはできません...。

で、先日の別ポイントでの採集経験&感覚から、アオオサがいても全くおかしくない環境のため、期待がチョモランマに高まります...。

オサムシは外灯下で見かけることが多いので、明るい外灯を順々にチェックしていきますが、何故か甲虫が1ミリも見つかりません...。

う〜〜む、予想外@想定外...。

何でいないのだろうか、答えの出ぬまま目の前にあったケヤキの衰弱木にライトを当てると...。


おおお! 甲虫のようです...

 

↑ 動画 ↑
QuickTime version : 約8.3MB (16 sec.)

とりあえず、甲虫が発見できてラッキーでしたが、結局これのみでした...。

今回訪れたポイントは、近くに川が流れ、池があり、寺社林があるなど、かなり有望視していた場所ですが、実際はなかなか予想通りにはいかないですね...。

都会のムシ採りは、ある意味特殊な才能が要求されそうです...。


オオクチキムシ [ Allecula fuliginosa Maklin,1875 ]

 

2008.05.04 (Sun)
ということで...

花を掬いに行ってみました...。

つづく...。

 

2008.05.05 (Mon)
ということで...

この日は朝から天気が良く、日が差すと同時にぐ〜〜んと気温が上昇、ムシが四方八方から飛来してきました...。

早速スイープの開始です...。

一箇所、二箇所とネットをかけていきます。

すると、何やらカミキリムシが入ったようです...。


ヤマトシロオビトラカミキリ [ Kazuoclytus lautoides (Hayashi,1950) ]

おおおお、名実ともに良いカミキリですね...。

「ヤマト」という響きが最高です。

シュっ! シュっ! シュっ!

この1頭を皮切りに、あちこちから一斉にネットがニョキニョキと伸びてきました...。

おや、また採れました...。


オニヒゲナガコバネカミキリ [ Molorchus pinivorus Takakuwa et Ikeda,1979 ]

おおお、一瞬焦りましたが、ピニボラでした...。

小さいながら立派な格好をしています。

その後、シロトラ、トウキョウトラ、コボトケヒゲナガコバネなどを追加していきます。

で、時間の経過とともに、徐々にムシも人も増えてきます...。

そんななか、同行の びおすけ さんがボソっとつぶやきました...。

「チョメチョメきた...」

えええ、早っ!

見せてもらうと、本当に「憧れのチョメチョメ」をゲットしていました...。

おめでとう! >びおさん

う〜〜ん、がぜんやる気が出てきました。

負けじとネットが乱立する中、隙間を縫って自分のネットをかけていきます...。

びおさんのゲットから1時間ちょっと経った頃、さすがにスイーピングのやり過ぎで肩から腕がしびれてきました...。

人のいない隅っこの方へ移動して、そこでゆっくり掬うことに...。

ムシの飛来を確認しながら掬っていきます。

何スイープ目だったでしょうか、ネットの中を確認していると、一見アカネカミキリ風の赤いムシがネットの底をちょこまか歩いているのが見えました...。

アカネカミキリって、こんな早い時期にいたっけ??

ネットの中に顔を入れてより近づいて見てみますと...。

うむむむ...。

これって...?

うがががが〜〜〜!

あああ、「憧れのチョメチョメ」がネットの中を歩いています...。

これは「万が一」があると大泣きなので、「指掴み写真」も撮れませんでした...。

ネットの中で慎重に容器へ収容し一安心...。


私ごときが採ってしまい、大変恐縮です...

ツジヒゲナガコバネカミキリ [ Tsujius itoi K.Ikeda,2001 ]

ということで、我々は場所を変え、各種のムシを採集した後、早めに帰還することとなりました...。


今日も自然に感謝...

なんということか、昨年はまったくカスリもしなかった憧れのムシを、幸運にもゲットさせていただくことができました。

このムシについていろいろ教えていただいた皆さま、現地でお会いしたムシ屋の皆さま、大変お世話になりました。

本当に感謝いたします。ありがとうございました。

 → 標本写真.com...

 

2008.05.07 (Wed)
ということで...

夕方、ちょっとだけ時間ができたので、ルーチンワークの23区内探索へ...。

特に狙っているものはありませんが、何か1つでも新発見があればラッキーです。

で、直ぐに生垣のレッドロビンに怪しげなサインを発見。

リンゴカミキリのようですね。


その後、ヒゲブトハムシダマシ、キイロクビナガハムシを見つけてタイムアップ...。

30分ほどの探索でしたが、なんとかムシが見つかりました...。

また次回...。

 

2008.05.09 (Fri)
ということで...

下の画像は先日のアクセス内訳です。

なんと、1日で46都道府県からアクセスをいただき、あと1県でパーフェクトでした...。

このようなことは、サイトを始めて以来、初めてかも知れません...。


あと1県は何県でしょう...、途中で分らなくなりました...

いずれにしましても、いつもご覧いただいている皆さまには、心より御礼申し上げます。

ありがとうございます。

 

2008.05.10 (Sat)
ということで...

今晩はマウントしていない標本を整理しました...。

オオヒゲブトハナムグリ [ Amphicoma splendens (Yawata,1942) ]

言わずと知れた「樹冠の宝石」です...。

う〜〜ん、ひたすら美しい...。

 

2008.05.11 (Sun)
ということで...

南の島の風に吹かれてきました...。

>>> 南の島の風に吹かれて 02... <<<
へなちょこカミキリロード 2008

 

2008.05.18 (Sun)
ということで...

本日は23区内でもとりわけアーバンなエリアをパトロールです...。

適当な場所からエントリーして、モヤモヤしたスポットを歩いてみます...。

おおお、いきなりいました...。


ご無沙汰しております...


ここにも...


ここにも...


ルリカミキリ [ Bacchisa fortunei japonica (Gahan,1901) ]

出会えて一安心です。

さらにモヤモヤスポット内を徘徊したところ、何種か甲虫を発見することができました。


ベニボタル sp. 体長8.0mm


ツチイロヒゲボソゾウムシ
[ Phyllobius incomptus Sharp,1896 ]

他、超ビミョーなムシ少々でした...。

 

2008.05.23 (Fri)
ということで...

先日訪れた東京23区内(都心部)のムシです...。

忘れないよう、載せておきます...。


ヒラタハナムグリ
[ Nipponovalgus angusticollis angusticollis (Waterhouse,1875) ]


クロツヤクシコメツキ
[ Melanotus annosus (Candeze,1865) ]


オオクチキムシ
[ Allecula fuliginosa Maklin,1875 ]

 

2008.05.25 (Sun)
ということで...

本日はあいにくの雨でしたが、とある用事のため遠出することとなりました...。

で、知人がせっかくなので、ムシでも探そうかということになり、ネクイハムシの生息地に案内していただきました。

というわけで、毎年この時期恒例の「にわかドナキスト」です...。

車に揺られてたどり着いたのは、ちょっと重厚な雰囲気のある溜池です...。

ここにはフトイという植物が生えており、アカガネネクイハムシがいるとのこと...。

ちなみに栃木県ではありません、念のため...。

フトイがどのような植物なのかを教えていただき、雨が強く降る中、フトイの花を観察していきます。


手前に生えるのがフトイ...

ちょうど開花時期に当たって、良い感じです...。

すると...。

「いました〜!」

向うから声が聞こえてきました...。

急いで駆け寄ると...。


うおおおお〜〜〜〜!

本物のアカガネネクイハムシです...。

何年か前に栃木県の原産地(現在は採集禁止...)に行ったことがあるのですが、その時はまったくカスリもしなかった苦い経験が脳裏をよぎります....。

あああ、やっと出会えたなぁ...、と感慨に浸っているのもつかの間、すぐ脇のフトイにもくっついていました...。


いていただき、ありがとうございます...


ゐいムシです...

フトイ万歳...。

で、ここにはフトネクイハムシもいるようで、これも嬉しかったです...。


アカガネネクイハムシ
[ Donacia hirtihumeralis Komiya et Kubota,1987 ]


フトネクイハムシ
[ Donacia clavareaui Jacobson,1906 ]

ということで、大変勉強になりました...。

ご案内いただき、ありがとうございました。

「♪ 傘がないわけじゃ〜 ないけ〜れど 帰りたくない〜 ♪」

JEROの歌う「氷雨」が妙にリフレインする一日でした...。

 


 
backhome