捕虫網など

捕虫網(ネット)

これはもう、必需品中の必需品で、ないと話にならない。

通常は、柄(シャフト)、リング(スプリング金具)、ネットと3部分に別れており、採集対象に応じていろんなバリエーションを組み合わせて使う。

まずは、シャフト。

長さはいろいろあるが、基本的には長いものと短いものを1本ずつ持っていると何かと便利である。

材質は竹製、カーボン製、金属製と様々で、それぞれ特徴も異なる。


私は、長いタイプのものとして、カーボン製の「磯釣り用タモ網」のシャフトを援用している。

これを捕虫網のシャフトとして用いるためには、後述する「ジョイント金具」が必要である。
基本的に昆虫用具専門店で購入するよりは、かなり割安となる。ちなみに写真の6.3メートルのもので、1万2千円程度(上州屋)。

主な使用目的は、背の高い場所にある花や葉のスイーピング用であり、とりわけコルリクワガタやヒメオオクワガタの採集時に威力を発揮する。

これがシャフトの先端部分。

本来のタモ網をねじ込むための「メス」ネジが切られている。

そして、これが「ジョイント金具(オス−オス)」。

「むし社」で扱っている(600円)。

これを、先端部へねじ込む。

セットするとこうなる。


また、もうひとつの2.5メートルほどの短いシャフトは、ちょっとその辺をルッキングする時など、長い網を持ち歩きたくない場合に重宝する。

私は金属製のものを用いている。

このタイプは、各スライド部分がネジで締められるため、微妙な長さの調節が可能だ。

この機能は吹き上げ採集などの「網を振り回す」際に便利である(=遠心力で長さが変わらない)。
むし社にて、5000円ほど。


さて、次はリング。

この金属製のリングにネットを通して用いる。

スイーピングの際には、なるべく直径の大きなものがいいかもしれない。

私は、径36センチ、50センチと2種類持っている。
だいたい、1千円数百円〜2千程度。

他に、折り畳み式(四つ折り)の頑丈なリングもある。

最後は網の心臓部、ネット部分。

私が普段使っているのは、大型のメッシュネットと小型のナイロンネットだ。

雨天時の採集には、濡れて網が閉じてしまうため、メッシュタイプのほうが水切れが良くお勧めである。

これがメッシュネット。

一方のこちらが、ナイロンネット。

こんな色つきのタイプもある。

ある種の昆虫が好んで(網をめがけて)飛来するそうだ。

他は、赤、青など。
ネットの値段は、大方1000円前後。破けることも多いため、予備を購入しておくとよいと思う。


ビーティングネット

日中の甲虫採集には、捕虫網にてスイーピングする採集法と、帆状の布を下にあてがいつつ樹木を棒で叩いてムシを落とす「ビーティング」という方法が双璧をなしている。

そのための道具を、一般に「ビーティングネット」と呼ぶ。カミキリムシの採集には必需品だ。

私は、このように市販品を購入したが、もちろん自作も可能な道具である。

基本的に明るい色で、軽い布地を用いたほうが使いやすいかもしれない。

まあ、まだあまり使っていないので、使用感は今のところよく分からない。


写真は、畳んだ状態。

これに「叩き棒」を加えて、1セットということになる。

むし社にて、4000円(叩き棒は含まない)。

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